2月9日に長期金利が初めてマイナスとなりました。
この施策によって株価や為替に影響が出ているとも言われていますが、直接的な影響かどうかは明確にはなっていません。
初めてのマイナス金利政策で今後の経済状況は不透明ですが、その中で数少ないハッキリしている変化は「住宅ローン金利の引下げ」が行われるということです。
マイナス金利政策が取られたことで、2月以降より銀行住宅ローンの引下げが既に始まっています。
例えば、りそな銀行の住宅ローンは2月18日から固定金利の引下げを提供しています。
こちらは新規も借り換えも対象となっていますが、実質的には住宅ローンの借り換えこそがマイナス金利のメリットを享受できる状況になっています。
というのも新規借入れの場合は、地域によっては住宅自体の価格が高騰している状況もあります。
その点、借り換えの場合は総返済額を減らす大きなチャンスと言えます。
「金利差・残債・返済期間」によって総返済額を大きく減らすチャンスがありますが、もちろん借り換え時の必要経費・手数料を踏まえて返済シミュレーションをしなければなりません。
マイナス金利を最大限活用する方法
住宅ローンの借り換えで最も注意しなければならないのは、借り換え時に必要となる手数料や保証料などの諸経費についてです。