
住宅ローン借り換えをしたいと思った時の悩みって、どの人もだいたい同じなんですよね。
・審査に通るか?
・金利の最安値はいつ?
・手続きが面倒くさい
審査に通るか?
住宅ローンは借り換えでも審査はあります。
仮審査であなたの収入や借入れ状況を審査し返済能力をチェックします。
その後の本審査で物件に虚偽や違法性はないかを審査します。
この2つの審査を経て、借り換え可能かどうかが決められます。
「今まで住宅ローンを滞りなく返済してきたから借り換え審査も大丈夫だろう!」と思っている人も多いでしょうが、実際には審査で落ちる人もいます。
最初に借入れした時と今とでは、あなたの収入や他社借入れの状況が変わっているからです。
改めて収入や職種による返済能力を試算してみて、借り換えて貸し出すお金を期日通り返済できるかどうかを審査することになります。
もちろん収入が下がっていたり、仕事を転職していたり、又はマイカーローンや教育ローンやフリーローンなどからの借入れが増えていると審査落ちする可能性は高くなります。
審査に通るかどうかは申し込んでみないと分かりませんが、銀行の担当者にそれとなく相談してみると大まかな感触は教えてくれることもあります。
明らかに審査落ちしそうな場合は、積極的に借り換えを勧めてことないこともあります。
金利の最安値はいつ?
金利は随時変動していきます。
借り換えてお金を借りるなら、金利が一番安いタイミングで借り換えたいですよね。
傾向としては住宅ローン金利は昨年から安値の状態が続いているので、これ以上極端に下がることはありません。
それでも政府のマイナス金利政策などを踏まえて、さらに金利が安くなっているのも事実です。
今後は金利が高くなる可能性の方が高いですが、できるだけ底値の状態で借りたいと思っているはずです。
でも、いつが一番金利が安いのかというのは誰にも分かりません。
ではどうすればいいでしょうか?
例えば、家電には「買いたい時が買い時」という格言があります。
これと同じように考えてみるとスッキリします。
借り換えたい時が借り換え時なんです。
今ならばいつ借り換えても、ここ数年来でみて安いゾーンの金利で借り換えできるからです。
多少の金利の上下はあっても、安い金利で借り換えできることに間違いはありません。
手続きが面倒くさい
借り換えの悩みの中で一番厄介なのがこの「手続きが面倒くさい」ということです。
いくら史上最高の好条件で借り換えできる状況でも、手続きが面倒くさいから借り換えしないという人が実際にいます。
でも、これもコロッと態度が豹変する場合があります。
一番効果てきめんなのが、借り換えシミュレーションをすることです。
借り換えシミュレーションをすることで、どれくらい返済総額が減るかを具体的に金額ベースで見ることができます。
残債や金利差・返済期間によっては、数百万円もの返済額を減らすことが可能になる場合もあります。
具体的な金額が見えると、人は俄然やる気になります。
お父さんが借り換え手続きが面倒臭いとやる気が起きないなら、銀行の公式サイトで借り換えシミュレーションをしてみてください。
一気に目の色が変わるかもしれませんよ。
住宅ローン借り換えをする場合に多い悩みについて紹介してきました。
基本的に高い金利の時代に住宅ローンを借りた人は、借り換えをすることで返済総額を減らせる可能性は高いです。
審査や借り換え時期など悩む事が多いかもしれませんが、できるだけ早いタイミングで借り換え手続きを始めることをオススメします。
これから金利がいつ上昇するか分かりませんから。